ドレスにショールはマナー違反?
梅雨の季節が近づくと、小寒い日がときどきあります。梅雨のさ中でもちょっと寒い日ってありますよね。
そんな季節のよそおいで悩むのが、寒さ対策です。
ジュニアだからといってマナーやドレスコードをあまりおろそかにはできませんから、適当に重ね着するのどうかと思います。
一方、夏向きでなくともパーティドレスは、肩やうなじを露出したデザインが多く、実用衣料のように保温は考えていません。
そんなとき、どう対処したらよいのでしょうか。
今回は、ショールなど軽く羽織る衣料とマナーについて触れてみましょう。
映画やニュースのワンシーンなど、欧米のようすを観察すると、女性がドレス姿でショールを羽織っている着こなしをときどき見かけます。
普段着だと日本でもショールを羽織る人は少なくありませんが、ショールを使った装いで結婚披露宴のパーティ──というのは、あんがい少ないですよね。
「それって、マナーだから?」
ショールは少しくだけた印象があるので、かしこまったシーンでのショール装用はマナー違反ではないの?と感じる方もいそうです。
答をいえば、マナー違反ではありません。パーティドレスにショールを追加しても問題ありません。
きちんと着こなしたい、くだけた着こなしはNG
ショールはごく薄手の衣料ですから、ドレスの延長と考えられています。
なので、フォーマルな場で着ても、マナー的にはOKです。
ただし、着こなししだいでは「だらしない」印象になることもあり得ます。
十分なチェックは怠りないようにしたいですね。
ドレスに不慣れなジュニアの場合は、客観的な視線でチェックするようにしてください。。
一番簡単なのは、誰かに見てもらって、アドバイスや感想を聞くことです。
ショール一枚あるだけで・・・
ショール一枚で保温はバッチリ!というわけではありません。しかし、薄い布ひとつで体感温度はそうとう違うものです。
「気温がひくいなぁ…」「ちょっと冷房効きすぎ・・・」という程度なら、ショール程度でも十分にお役立ちです。
たたんでしまえば小さくなりますので、一枚用意しておくのもいいと思います。
あと、ショールは二の腕をかくすのに便利です。
ぴちぴちのジュニアレディなら、二の腕の「たるみ」は気にする必要はありません。
しかし、水着やスポーツウェアの日焼けラインが気になることもあると思います。
そんなとき、ショールを羽織って二の腕をカバーするのも方法です。
一枚あるだけで、いろいろ使えるショール。けっこう、お役立ちな衣料なんですよ!
▶▶ フォーマルシーンで映える大判のショール
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